邪魅の雫

邪魅の雫 (講談社ノベルス)

邪魅の雫 (講談社ノベルス)

記念すべき紹介1冊目は、京極夏彦氏の新刊『邪魅の雫』。待ちに待った京極氏の新刊は、やっぱり分厚かった! さすが1680円!って感じで。この厚さになると、さすがに片手で持って読むことは出来ないですよね〜。
榎木津礼二郎大好きな私にとって、今作の榎さんはちょっとパワーダウンしたような気が…。その代わりといってはなんですが、益田くん大活躍!でしたね。あと、青木くんも。いろんな人がいろんな所に出てきたり、ちょっとした伏線が張ってあったりしていて、何度も何度も、前のページに戻って考えながら読みました。
次作のタイトルは「鵺の碑」なんでしょうか? 京極夏彦作品一覧の1番最後にチラッと載ってましたが。タイトルだけではどんな感じの話なのか、全然分からないですね。出版されるのが待ち遠しいです。